「同志少女よ、敵を撃て」の目次
1. こんな人におすすめ
生きがい、命の使い方を知りたいあなたへ。
2. 作者
逢坂冬馬
3. あらすじ
独ソ戦のさなか、ドイツ軍の襲撃で母親と故郷を奪われた少女が狙撃兵となり、復しゅうを果たすため、女性だけの狙撃隊の一員として過酷な戦場を生き抜く姿を描いた物語。
4. 受賞歴
第11回アガサ・クリスティー賞を受賞。2022年本屋大賞。
5. 作者の他作
「受賞メッセージ」 『オール讀物』「祖父へ」。
6. 作者について
"父は歴史学者の奈倉哲三。姉はロシア文学研究者の奈倉有里[2]。明治学院大学国際学部国際学科卒[3]。 2010年から2015年にかけて自作小説『キリング・エンゼルス-喪失のゆき先-[4][5]』『フェルナンデスの家[6][7]』『太陽よりもあたたかく[8]』 『未完成の聖歌隊[9]』、後述する『自由への翼[10][11]』などを電撃小説大賞、GA文庫大賞、富士見ラノベ文芸大賞といったライトノベルの文学賞へ応募する。 2017年、賞金稼ぎの戦闘機パイロットをテーマにした先述の『自由への翼』を早川書房に持ち込んだところ第7回アガサ・クリスティー賞へ応募を勧められる。二次選考で落選するが以降も同賞への応募を続ける[12] [13]。 2015年から2021年まで公募文学賞の応募と併行してPixivやカクヨムを利用しオンライン作家として活動。「ゲーナ」のハンドルネームを使い、Pixivでは機龍警察[14]、ケルベロス・サーガ[15]、がっこうぐらし[16]等の二次創作を投稿し、カクヨムではオリジナル作品を掲載[17]。 カクヨム投稿作のうち、近未来SF警察小説『絆の国のカラドリウス[18]』、空戦ミリタリー小説『ミールのソラ[19]』で、第5回カクヨムWeb小説コンテストに参加[20]。 2019年7月、ナチス体制下ドイツを舞台にした『海賊団は反逆する[21]』をカクヨムに投稿。のちに第10回アガサ・クリスティー賞へ応募[22][23]。 2021年1月1日、カクヨムで連載していた『同志少女よ、敵を撃て』について、公募の賞への応募にあたり公開停止とする意向を近況ノートにて報告[24]。同年2月21日に非公開となる[25]。 2021年8月にデビュー作『同志少女よ、敵を撃て』が第11回アガサ・クリスティー賞の大賞を、史上初の全選考委員が5点満点をつけて受賞[26][27]。同年12月に同作がキノベス!2022で1位を獲得。 2022年には同作で第166回直木三十五賞候補となり[3]、2022年本屋大賞[28]、第8回沖縄書店大賞[29]、第9回高校生直木賞[30]を受賞した。"。
7. ジャンル
小説
8. 読破後の気持ち
"戦争の話 ウクライナ戦争の時代背景とマッチしてる。 この作品は、 戦争は良くない絶対ダメという世俗的な雰囲気とは違う。 戦争は起きて終わる そこでの学び後悔明日への希望を忠実に言語化している。 メインは女性な点で、男性読者にはやや理解が難航する部分があるが、完成度が高い。 読み応えもあり、登場人物の顔色が想像しやすい 戦争を考える上でおすすめの一作"